先日紹介したコチラの記事でDNSについて紹介しましたが、そのCloudflare社からフィルタリングを備えた新たなDNSが発表されました。現地時間4月1日に発表されましたがエイプリルフールネタではないようです。
マルウェア保護機能のみを備えたDNS 1.1.1.2
1.1.1.1に引き続き新たに公開されたDNSのうちマルウェア保護機能のみを備えたのが1.1.1.2です。マルウェアのみのDNSを試してみたのですがちゃんと機能しているかどうかはわかりませんでした。(確認する手立てがないため)
スマートフォンではIPv4の値を入れておけば大丈夫です。IPv6はPCやルータに設定すると接続した端末全てに適用されます。(端末ごとに設定していなければ)
値は次のとおりです。
- 1.1.1.2 (プライマリDNS)/IPv4
- 1.0.0.2 (セカンダリDNS)/IPv4
- 2606:4700:4700::1112 (プライマリDNS)/IPv6
- 2606:4700:4700::1002 (セカンダリDNS)/IPv6
詳しい設定方法などはコチラの記事を参考にしてください。
アダルトコンテンツ制限とマルウェア保護機能を備えたDNS 1.1.1.3
つづいてコチラの値はマルウェア保護機能だけではなくアダルトコンテンツからも保護してくれるDNSになります。
値は次のとおりです。
- 1.1.1.3 (プライマリDNS)/IPv4
- 1.0.0.3 (セカンダリDNS)/IPv4
- 2606:4700:4700::1113 (プライマリDNS)/IPv6
- 2606:4700:4700::1003 (セカンダリDNS)/IPv6
詳しい設定方法などはコチラの記事を参考にしてください。
動作確認をしたところアダルトコンテンツなどを検索するとブラウザ自体に表示されなくなります。
またURLでダイレクトにアクセスを試みようとするとこれもまたブロックされます。
注意点!フィルタリングが働かないときの対処法
コチラの記事でも紹介したとおりプライベートDNSを設定しているとどうもフィルタリングが働かないようなので(恐らくこちらの設定が優先されている)、うまく働かないという方は設定をオフにするとうまく機能するようです。
ネットブラウジングを快適に!
速さだけじゃないDNSがCloudflare社から登場してきたことでますますユーザの用途にあった設定ができるようになりました。お子さんがいる家庭では重宝するかもしれませんね。
しかしあくまで機能するのはWi-Fi下なので注意が必要です。
最後までご覧いただきありがとうございます。